第34回文学フリマ東京に参加いたします

 もしかしなくても2022年最初の更新か?! そういえば年が明けた途端に勤務先で異動になって身辺がバタバタになり、年始のごあいさつ……とか思ってるうちに押し流されるように月日が過ぎていたような……2022年もうすぐ折り返し地点だよ……
 そんなわけでたいへんご無沙汰してしまいましたが、文学フリマ東京参加のお知らせです。

2022年5月29日(日) 12:00~17:00
東京流通センター 第一展示場
エ-01 痛覚

イベントの詳細はこちらから

 行政からの要請により、感染症対策としてイベント参加者の連絡先の取得が求められているとのことです。ご来場の際には、できるだけ上記のイベントページからご連絡先を事前登録いただけるとスムーズです。難しい場合には当日、会場で配布されるカードへの記入や、名刺の提出でも受付可能のようです。
 その他、マスクの着用や感染症対策へのご協力をお願い申し上げます。私もできるかぎりの対策をして臨みます。

 おしながきはこちらです。

『日記に幕は下りません』 オフセット/文庫版/174頁 800円
『胡蝶 痛覚懐古作品集2006』オンデマンド/文庫版/84頁 500円
『浅い傷 痛覚懐古作品集1999-2019』オンデマンド/文庫版/70頁 500円
『飛ぶ夢をみたことがない』 オンデマンド/文庫版/84頁 400円
『4:00』 オフセット/文庫版/44頁 300円
『ロータス 新装版』 オンデマンド/文庫版/420頁 1500円

 今回は目新しい本が3点! 目玉は笠木拓さんのとの交換日記本『日記に幕は下りません』です。昨年12月発行の本ですが、東京のイベントでは初めての頒布です。おまけペーパーも今回の持ち込み分にはすべて付けますので、ぜひお手にとっていただけたらと思います。

 あと「痛覚懐古作品集」と銘打って懐古本を2冊作りました。2006年の第5回文学フリマに持ち込んだコピー誌『胡蝶』の復刻と、ウェブサイトに載せていたエッセイの再録です。
 20年前の文章をあらためて本にして頒布しようってだいぶ勇気あるな……という感じですが、個人的にこれらのテキスト群をパッケージして形を与えて書いていた頃の私ごと「過去」にして置いていきたい気持ちが強く……なので読まれるのは恥ずかしいような、そうはいってもいつまでも手元に在庫があるのも嫌なので早めになくなってほしいような本です。気が向いたら見てやってください。

 中性的な世界観で青年・少年が比較的多めの掌編集『飛ぶ夢をみたことがない』、キャラクター強めの百合・ガールズラブっぽい雰囲気がある『4:00』、重く分厚い女の子たちの物語『ロータス』の既刊3点もよろしくお願いいたします。3点とも在庫限りで刷り増ししない予定です。
 ちなみに『ロータス』はなんと十周年なんですよね……これといって何もしてないけど……

 そのほか、こちらにも書かせていただいております。

『貝楼諸島へ』犬と街灯 カ-25

 架空の島々を舞台にした2冊組のアンソロジー『貝楼諸島へ』『貝楼諸島より』の『貝楼諸島へ』のほうに「海の楼」という架空の旅行記を掲載していただいています。目次を見たんですが、書き手がそうそうたる顔ぶれ! のなかでトップバッターだったような気がして震えています。
 読者としても手に取るのをとても楽しみにしているアンソロジーです!

 そしてお隣【エ-02】は「冬青」さまです。先日、ツイッターのスペースにお招きいただいて収録作について喋り倒してしまった(……)『フロム ネヴァーランド』をはじめ、並んでいるすべてのご本を自信をもっておすすめできます。どれも装丁がほんとうに素敵なんですよね……

 またただの告知記事に余計なことをべらべら書いて無駄に長くなってしまった。必要事項だけをシンプルにお知らせすることがどうしてもできなくて……ここまで読んでくださってほんとうにありがとうございます……
 何せ2年ぶりのイベントで、あいだに引越しとPCの入れ換えを挟んでいるもので、ひとまとめにしていたはずの必要なデータも備品もとっ散らかっていてもう今からてんやわんやで準備しています、って言ってるそばから余計なことを書いてしまった。暑さと新型コロナウィルスに気をつけつつ、久しぶりにみなさまとお会いできますこと、心から楽しみにしております。

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